労働災害に注意 　～大阪会社設立専門チーム～

暑さが本格化する7月は、労働災害にも要注意です。
厚生労働省ではこのほど、2018年の労働災害発生状況をまとめました。
それによると昨年（2018年）通年の労働災害による死亡者数は
909人（対前年比7.1％減）で過去最低となった一方で、
4日以上の休業となった死傷者数は127,329人（対前年比5.7％増）と
3年連増の増加となりました。

月別で見ると、死亡者は7月が105人で唯一の100人超。
死傷者数は11,848人で1月に次いで多くなっています。

工場などでの対策が進む一方で小売り、飲食、社会福祉施設などの
第３次産業従事者の労働災害が増えているのが特徴で、
特に高齢の女性による転落事故は典型例です。
7月は労働保険の年度更新の時期。
労災撲滅の意識を改めて強くする機会にしましょう。